松田美緒

Mio Matsuda

言葉、ジャンルを悠々と越えて、ポルトガル語圏、スペイン語圏、日本の音楽をグローバルなスケール感で表現する注目すべき新世代の歌手。

その旅は、ファドの本場、ポルトガルの首都リスボンから始まり、大西洋の島カーボ・ヴェルデ、そしてブラジルへ。大西洋の音楽地図を描いた「アトランティカ」で2005年にビクターよりデビュー。
2010年、ウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロトモヒロとつくりあげたソロ4枚目のアルバム「クレオールの花」でスペイン語圏までその世界を見事に広げ、南米3国ツアー&帰国公演を開催。
2011年10月には、ウルグアイ、アルゼンチンで録音した5thアルバム『コンパス・デル・スル』をリリース。

日本、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、チリ、ペルーなど南米の国々で、心を通わすアーティストとのコラボレーションを重ねる。国内でも、ソロ活動や、バンド「ビスコイット・グローボ」のヴォーカルとして活動。2012年から、本格的に日本各地の伝承曲に焦点をあてた「日本のうた」のライブを開始。南米音楽のみならずジャズや民謡など様々なミュージシャン達とセッションを重ねている。

土地と人々に息づく音楽ルーツをその身体で吸収し、うたう吟遊詩人。その声には彼女が旅した様々な地域の魂が宿り、聴く人の心をあたたかく包みこむ。

<詳細プロフィール>

《~2002年》
■学生時代、ポルトガルのファドと出会う。同時に様々な音楽にも接し、北米インディアン (1999年)や、ハンガリーのロマ(2002年)と音楽的交流を深める他世界各国を旅する。

《2003年》
■ファドに自己表現の形を見出し、この年、1年間リスボンに留学、本場のファドを習得すると同時に、ポルトガル語圏アフリカやブラジルまで音楽世界を広げる。

《2004年》
■大西洋の諸島国カーボ・ヴェルデに歌手として滞在。
■ブラジル、ミナスジェライス州の各都市の音楽祭に、ポルトガル語圏アフリカ諸国のミュージシャンたちと出演。
■活動の拠点をブラジルに移し、リオ・デ・ジャネイロにて、ポルトガル、ブラジル、カーボ・ヴェルデをつなぐ大西洋の歌を綴った1stアルバム 『アトランティカ』をレコーディング。

《2005年》
■六本木ヒルズ限定販売のミニアルバム『イグノポール(Ignoppor)』発売(4/21)、朝日生命CM曲に。
■8月『アトランティカ』リリース(8/24)。プロデューサーのホジェリオ・ソウザと兄であるバンドリン奏者ホナウド・ド・バンドリンを招き、大阪、東京にてデビューコンサートを行う。

《2006年》
■ハンガリーのブダペスト、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロでレコーディング。
■11月にブラジル北東部のリズムと物語をちりばめた2ndアルバム『ピタンガ!』をリリース。

《2007年》
■3月より再びブラジル、アルゼンチンを巡る。7月にリオ・デ・ジャネイロでブラジル音楽の巨匠ジョアン・リラ(g)、クリストーヴァン・バストス(p)と、日本とブラジルの名曲を叙情的に歌う3rdアルバム『アザス』をレコーディング(10月3日リリース)。
■8月 鼓童の“アースセレブレーション”に参加。また、渡辺薫(元・鼓童メンバー)の演出によるイベント“Resonance”「余韻」に参加。
■『アザス』発売後の10~11月には同作を共同プロデュースしたジョアン・リラを日本に迎え、全国ツアーを行う。

《2008年》
■2月にポルトガル語圏諸国(ブラジル、ポルトガル、アンゴラ、モザンビーク、東ティモール)の大使館主催のコンサートをブラジル大使館で開催、ポルトガル語圏の国々の文化的、精神的繋がりや多様性を表現して大きな反響を得る。この時のライブ録音は『Live at Brazilian Embassy』として限定リリースされた。メンバーは鬼怒無月(g)、ヤヒロトモヒロ(perc)、江藤有希(vln)。
■3月 国立競技場で行われた日本vsアンゴラのサッカー親善試合でアンゴラ共和国国歌を独唱。
■5月 ブラジル移民100周年記念編集アルバム『ルアール』をリリース(5/21)。
■7~9月 ウーゴ・ファトルーソ&ヤヒロトモヒロのデュオ「ドス・オリエンタレス」の日本ツアーに参加。
■10月 リオ・デ・ジャネイロにてジョナサン・ノシター監督アメリカ/フランス/ブラジル合作映画『Gringos do Rio』(主演:シャーロット・ランブリング)に出演。
■11月 ブラジル、レシフェにてペルナンブーコ州日本移民50年記念のコンサートをする。

《2009年》
■1月 アンサンブル・エクレジアのCD「巡礼の歌」レコーディングに参加。ガリシア語の中世の聖歌を歌う。
■3月 日舞の師匠である寿海との初コラボレーション。6月“Resonance”「余韻」Ⅱにも共に参加。
■7月 ベネズエラのマンドリン奏者リカルド・サンドバルに招かれフランス・ツアーを実施。
■8月 ウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロトモヒロと、4thアルバム『クレオールの花』をレコーディング。ゲストには井野信義(b)が参加。
■10月 リカルド・サンドバル&マティアス・コレの日本ツアーにゲスト参加。
■12月 白寿ホールで、ガリシアの中世の歌からポルトガルのファドに至る音楽の道をうたうコンサート。共演はつのだたかしとレオナルド・ブラボ。
《2010年》
■1月20日 4thアルバム『クレオールの花』リリース。
■1月末~ リカルド・サンドバル&マティアス・コレとベネズエラ・ツアー。
■8月  国際交流基金の企画により、南米ツアー。アルゼンチン、ウルグアイ、チリでコンサート。
■10月 同じく国際交流基金の企画で、南米アーティストを日本に招き東京・白寿ホールでコンサート。
■12月 ベーシストの沢田穣治とのコラボレート・アルバム『カンタ・ジョビン』をリリース。

《2011年》
■3月  南米アルゼンチン、ウルグアイにてレコーディング。ウルグアイとチリで公演。
■7月 ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、ベネズエラで公演。ベネズエラでは、アンサンブル・グルフィオと共演し、大きな反響を呼ぶ。
■10月 5thアルバム『コンパス・デル・スル』をリリース(10/19)。
 ファドの全国ツアーをつのだたかし(ポルトガルギター)と角田隆太(ギター、ベース)とともにおこなう。
■11月 CHORO CLUBの武満徹トリビュートアルバム「武満徹ソングブック」のヴォーカリスタスの一人として、目黒パーシモンホールのコンサートに出演。

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photo by Atsushi Shibuya

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