松田美緒

 1979年秋田に生まれ、九州、京都育ち。
 学生時代、ポルトガルの歌手アマリア・ロドリゲスに衝撃を受け、2003年からリスボンに住み、歌謡ファドを習得する。
 2004年、 リスボンから大西洋を渡ってブラジルへ。ミナス・ジェライス州の音楽祭にポルトガル代表グループのヴォーカリストとして出演。また、大西洋にうかぶ諸島国カーボ・ヴェルデに歌手として滞在。
 2005年、リオ・デ・ジャネイロにて、ポルトガル、ブラジル、カーボ・ヴェルデ をつなぐ大西洋の歌を綴った1stアルバム『アトランティカ』をレコーディング(2005年ビクター) 。プロデューサーのホジェリオ・ソウザと兄であるバンドリン奏者ホナウド・ド・バンドリンを招き、大阪、東京にてデビューコンサートを行った。
  2006年、ブラジル北東部のリズムと物語をちりばめた2ndアルバム『ピタンガ!』を同じくビクターよりリリース。この作品で作詞作曲家としての才能を見事開花させた。
 2007年、日本とブラジルの叙情歌を歌う3rdアルバム『アザス』をリリース。発売後の2007年秋には同作を共同プロデュースしたブラジル音楽の巨匠ジョアン・リラ(g)を日本に迎え、全国ツアーを行った。
 2008年5月、3枚のCDの集大成として、ブラジル移民100周年記念アルバム『ルアール』をビクターよりリリース。11月にはブラジルのレシフェにて記念コンサートも行う。
 同年、ブラジルにてジョナサン・ノシター監督の新作映画に出演。

 国内外でジャンルの枠を超え、かつ文化的ルーツをさぐりながら、様々なアーティストとコラボレーションを続けている。ポルトガル語圏から東欧、日本の叙情歌、アフリカ、スペイン語圏・・・その世界は常に広がり、融合し、とどまることをしらない。
 人と人、時間と時間、土地と土地をつなぐその歌声には彼女の旅する様々な地域の魂が宿っている。

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Photo by Eduardo Torres

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